イスラエルのツボ
イスラエルの片田舎から。こちらの日常をのんびりと綴ります。
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きこりこ

  • Author:きこりこ
  • イスラエルの片田舎でのんびりと4児の母をしております。
    2009年夏、ガリラヤ地方で和風旅館を始めました。
    通訳や翻訳の仕事をすることもございます。

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クレズマーフェスティバル in Zefat
毎年8月になるとツファットという北の町でクレズマーフェスティバルが開催されます。今年は紛争でどうなるかと思いましたがちょうど5日間の停戦に当たった日に、行ってまいりました。まあ今回の紛争の激しいところからは北で離れてますし。

クレズマー音楽は東欧のユダヤ人の民謡がルーツで主にクラリネットやバイオリンが使われますが、300ものステージが用意されるこのフェスティバルでは東欧系だけでなくその他のユダヤ民謡も紹介されています。
今年のステージの中の一つにBen Snofという歌手が来ていました。彼が歌うジャンルはクレズマーではありませんが多分彼がツファットの出身ということ、ユダヤの宗教色の強い歌が多いことなどの理由でステージに立たれていたのだと思います。

Im Eshkochach Yerushalaim



さて彼が歌ったいくつかの曲の中でもこの曲はよく結婚式で耳にするのですが、ちょっと悲しい旋律ではございませんか?
歌詞も”もし私がエルサレムを忘れたらこの右手を衰えさせてください”??

さてどうしてこの歌がよく結婚式のフッパに入場するときにかかるのでしょうか?

詩篇の137篇を歌ったものなのですが早速息子のトラーの家庭教師にこの詩の背景をおうかがいしました。(偶然この歌手と先生がお友達ということも判明しましたよ、、、、、狭いイスラエル!

137篇-紀元前6世紀、エルサレムが攻められ、神殿は崩壊し、捉えられたユダヤ人がバビロニア(今のイラクの辺り)に連れて行かれます。ユダヤの祭司の一族ににコーヘンとレビというのがありましたがレビは主に神殿でアークの運搬や宗教行事の音楽などを担当していたそうです。バビロンで捉えられたユダヤ人の多くはケガル川沿いに強制移住させられました。そしてある日レビ族の者がバビロンの者にここで演奏しろと命令されます。レビは神殿以外での屈辱的な演奏を拒否するためにまず楽器がないと言いました。ここでいう楽器はハープのような弦楽器だったそうでございます。
バビロンの者が楽器を用意すると今度は楽器が弾けないように右手の指を噛み切り拒否したそうな。
この歌は神殿が崩壊し、遠くに連行されたユダヤ人がエルサレムを忘れるな、と歌う詩。

ではどうして結婚式にこんな悲しい詩が?
それは結婚式のように完璧を求める一生に一度の楽しいイベントの中でも神殿の崩壊を忘れないように、との思いがあるからだそうでございます。結婚式のフッパの下で1節を読んで花婿がグラスを割るのはそのためです。信仰深いお宅では家を建てるときにエルサレムの方角の壁の一部を塗り残しておきます。そして結婚式にエルサレムを忘れなかったカップルは一生別れることがないそうでございます。

ぇえ?わたくしでございますか?



もう結婚式のことあまり記憶にないんですけれども…。(汗)

夫にこの話をして

”エルサレムのこと忘れてなかった??”

と聞くと

”もちろんだよ~!!”

テキトーにも聞こえる元気な答えが返ってきました。


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