イスラエルのツボ
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きこりこ

  • Author:きこりこ
  • イスラエルの片田舎でのんびりと4児の母をしております。
    2009年夏、ガリラヤ地方で和風旅館を始めました。
    通訳や翻訳の仕事をすることもございます。

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精進料理とカシュルート
ユダヤ教に改宗した私が日本でちょっと困るのは食べ物でございます。
ユダヤ教にはカシュルートという食の規定があるからです。
食の規定については聖書のいたるところに出てきますが、ユダヤ人はその規定を聖書の昔から守り続けてきました。
英語ではKosher、קשר(カーシェー、コシェルとか日本語表記は統一されていないようです)は適正の、とか資格のあると訳されるようですが、どんなのがコシェルかと言うととても複雑で厳密にこだわってしまえば日本で食べられるものがほとんどなくなってしまうのでございます。

たとえば私が大好きな海の食べ物は、鰭と鱗のあるもの以外は食べられません。カニ、エビ、ナマコ、貝類、なまずやうなぎ(最近小さな鱗が発見されたそうですが)等は食べられません。

肉は草食動物で反芻しひずめが分かれたもの(牛、羊、山羊など)、鳥類では獲物をとったり、他の鳥をたべたりしないもの(鶏、七面鳥、鴨、鳩など)が食べられるものとされていますが、血を抜くことや屠殺の方法まで厳しく定められており普通日本のスーパーマーケットで買えるお肉はユダヤ人には食べられないのでございます。(でもどうしてもお肉、という方のためにはちゃんとコシェルのお肉が買えるルートがございます)
日本はパンのつやだしやゼラチンなど意外な食品に豚成分が使われているのでとても気を遣わなければなりません。

昆虫類は蜂蜜とイナゴだけは食べられます。北アフリカ地方に住んでいたユダヤ人はイナゴ(貴重なタンパク・カルシウム源!)をよく食べたそうですがイスラエルに来て食べなくなったそうです。
イスラエルは食べ物が豊富ですし、聖書に書かれていたイナゴが現在一体どの種類のイナゴなのかわからなくなっていて論議されているため食べられなくなった、という話を聞いたことがございます。

それから肉類と乳製品を一緒に食べることが禁じられていますが、厳密に言いますとそれを混ぜて調理した調理器具や食器、または禁止された食べ物を料理した調理器具等もטמא・タメー(不浄、汚れた食べ物)となるので、これらを守っていると外食どころか実家でおせち料理を食べる、、、なんていうのができなくなってしまうわけでございます。


前置きが長くなりましたが、そんな私を憂慮して(?)日本滞在が終わりに近づいた頃私の友人が
”精進料理を食べに行きましょう。”
と誘ってくれました。

精進料理って言うのはあの精進料理ですか、、、。

ん~、私仏教徒ではないのですが、精進料理って野菜だけですよね??

つまりお肉も乳製品も使ってないし=ん?もしかしてコシェル??

わぁーい素材屋405番地-heart2

お寺(ちなみにユダヤ教徒のお寺への参拝は禁止されています)なのにコシェル料理に一番近い??





、、、ということで行ってまいりました。

群馬県は川場村というところにある吉祥寺の古月庵でございます。

沼田市を通るとき道路わきの雪が気になりました。↓有名な天狗の山車でございます。

numatatengu.jpg


スタッドレスもチェーンもはいていないのに雪道をどんどん突き進む彼女。 ←怖いっ絵文字名を入力してください

kawabasaka.jpg




お寺に近づくに連れて雪深くなりましたが無事着きました。ほっ。

↓古月庵から眺める雪景色。絶景

2008kawabashoujin.jpg


↓うわぁ~、精進料理ぃ~素材屋405番地-heart2

shoujinsoba.jpg


↓野菜ばかりでお腹いっぱいになるのかしら、と思ったけど結構豪華ぁ~キラキラ

ぁあ??

shoujinnebi.jpg


↑写真がボケてよく見えませんが、隅っこに小さなエビを発見。がくっ。


”あの~、精進料理は生き物を使わずに野菜だけの料理と理解していたのですが~。”
とお店で働いてたお姉さまたちにうかがいました。
”そうですよ。”
とおっしゃるので
”エビが入っているのですが、エビは食べてもいいのでしょうか?”
と聞くと
”それくらい大丈夫ですよ~。”
という答えが返ってきました。

精進料理の規定は緩くて柔軟性がある
、と理解しましたが、本当は如何なのでしょうか??




スコット(仮庵の祭り)がはじまります
ヨム・キプールが終わって、食事が済むと、今度は4日後に来るスコット仮庵(スカー)作りが始まります。

これは、はるか昔エジプトを脱出したユダヤ人がイスラエルを目指しながら荒野に仮庵を作って生活していたことを思い出すお祭りでございます。

スカーはお庭やベランダなどの屋根がなく、空が見えるところに建てられます。

スカーの中は子供達が作った飾りが飾られたり、学校もまた長いお休みになりますし、スカーにお客さんを招いて食事をしたりしますので、子供達には楽しい祝日です。

お祭りは一週間ほど続きますが祝日の初めの日と最後の日の間(ホラモエッド)は会社やお店は通常通りです。
学校がお休みですので、お父さんお母さんも会社でお休みをとったりして子供達を遊びに連れて行ってくれる、、、、それも子供達の楽しみの一つかもしれません。

北部では今年の夏戦争で中止になったカルミエールフェスティバル(←こちらクリックでフェスティバルの内容がご覧になれます。)がホラモエッドの間に開催されることになりました。

アッコの演劇フェスティバルも有名です。(←こちらクリックでアッコがご覧になれます)
アッコ演劇フェスティバル2006
(←こちらクリックで内容がご覧になれます。)

明日からスコットが始まりますが、今からどこに行こうかわくわくしているのは、子供達より結構私のほうかもしれません。


テーマ:イスラエル - ジャンル:海外情報

ヨム・キプール(贖罪の日)
昨夜無事ヨム・キプールを終えました。

ヨム・キプールは新年から九日後の夕方から始まります。
実は新年が始まると、ご馳走だ~、お休みだ~、とウキウキしている場合ではございません。
新年からヨム・キプールまでは食い改めの時、、、じゃなかった悔い改めの時と言われ、前年の罪をこの時期に悔い改めれば神様が新年を良い年に書き換えてくださるということで慎み深く過ごす時なのです。もちろん日々の善行も大事でございます。ね?


そしてこの悔い改めの時期の善行、謝罪が加算されて(?)審判が下ると言われています。


ヨム・キプールが始まる日の朝カパロットという儀式が行われます。
この儀式の由来は古く、エルサレムに神殿があったころにさかのぼるのですが、昔は山羊にイスラエルの民の罪を着せ、一頭を荒野に放し、もう一頭を司祭長が神殿に捧げていました。
その後神殿は崩壊しましが、今では個々がを頭の上で鶏を3回ほどまわしながら聖句を唱える儀式となりました。
”ゼ ハリファティ、ゼ トゥムラティ、ゼ カパラティ、、、”
(私の代わりです、、、等の意味)

鶏の代わりにシナゴーグや貧しい人、お金を必要とする機関などに慈善金の寄付をする人もいます。

↓鶏はかわいそうなのでお金にしますぅ、、、


2006afkaparot.jpg



そうして午後日没前に断食に備えて食事をとります。

え?断食??って私の古いお友達がびっくりしているかもしれません。

そうなの~。断食をするのよ。

昨年の新聞だとイスラエルのユダヤ人の80%以上(本当は90%以上だったような気がするのですが)訂正:昨年のエルサレムポストには95%のユダヤ人が断食すると書いてあったのが確認できました。でも本当はもっと低いかも?かなりの高い率のユダヤ人が断食をします。追記:今年の調査だと(70%前後) (普段はあまり信仰心のないユダヤ人もこの日だけは断食をする、という人もいますのでかなりユダヤ人はこの日を神聖な日と見ている、と思ってよいでしょう)

9歳以下の子供や健康上に問題がある場合は断食を許されていません。

9歳をすぎたらすこしづつはじめ、女子は12歳、男子は13歳から断食をすることになっています。

ごく少数だとは思いますが、主人の同級生にすいているからとこの日にガリラヤ湖にキャンプ+バーベキューに行った審判を恐れない家族もいます。

あと断食はするけど、DVD見放題の人ですとか、、、。(イスラエル系テレビは皆休み)

この日はシャバットのようにテレビは見ない、車を運転しない、電気をつけない、、、等等の禁止がありますが、それに加えて革靴を履かない、香水をつけない、夫婦の関係をもたないなどがあります。

だからこの日は何もしません。シナゴーグにお祈りしに行くかお家で休むかどちらかです。

私はごろごろ休みながら、子供と過ごし午後遅くにシナゴーグに向かいました。そしてショファー(雄羊の角で作ったラッパ)の音色を聞いて無事にヨム・キプールが終わりました。そして今度は楽しい楽しいスコットが待っています♪


"Gmar hatimah tovah!"  
( May the final seal be for good)



2006roshgmar.jpg


テーマ:イスラエル - ジャンル:海外情報

ユダヤの新年
ユダヤコミュニティーに住んでいない方には実感が湧かないかもしれませんが、ユダヤ暦では今日の日没から新年が始まります。今年はシャバットと重なり学校は3連休になりました。

新年が近づくとカードやプレゼントを贈りあい、電話で挨拶をします。
でも最近はEメールや携帯メールで済ませることが多くなりました。ね?

↓こんなのを送りあったりします。蜂蜜、チョコレートのセット(スウィートな年になりますようにという意味を込めて)や花、ワインなど。

2006present.jpg



先日ショッピングセンターに行きましたら、平日だと言うのにプレゼント、衣料(大概新しい白いシャツなどを着て祝う)と食料品を買い求めるお客さんでごった返していました。

スーパーマーケットに入るとやはりたくさん人がいてレジも新しい人(臨時のアルバイトさんかも?)を採用して混雑を避けるための対策をしているようでした。
ところが容量の悪いレジ係さんのところに並んでしまってなかなか私の番がまわってきませんでした。
ため息をつきながら、でも大人しく待っていると隣のレジから大きな声が聞こえてきました。

”もう30分もいるのよ。” ←イスラエル人の30分は多分15分くらい
ちょっと体格のいいそのオバサンはレジ係の対応が遅いのにキレだしたようでした。
レジ係さんに言いたいだけ文句を言って帰ると思ったら、そのうちレジの責任者さんが来ました。
そして今度はその責任者さんにタラタラと文句を言い出しました。 ←そんなに急いでいるなら早く帰ればいいのに、、、。
するとその様子を見て今度は男性のもっと偉そうな人がやってきました。オバサンは
”もう40分もいるのよ。”
と言いました。 ←多分20分くらい
そして
”学校に子供を迎えにいかなきゃなのに。”
とか
”私の時間は貴重なんだから。” ←一体何者?
と言いました。そして
”もうここで買い物をしないから。”

、、、そう捨て台詞を言いました。


すると後から出てきた男性マネージャーさんがレジの横にあったボディークリームとシャワージェルのセット←よくレジの隣においてあって、レジが終わるとこんなセール品いりますか、とオススメする品をさっとオバサンのアガラ(買い物カート)に投げ込みました。


”いらないから。”




でもオバサン急に笑顔に、、、

いらないから、、、と言いつつ別に返す様子はなく、、、

”タバコある?”

とタバコも買って笑顔で帰りました。 ←オバサン良かったですね。でももう迎えは間に合いませんよ♪


※イスラエルでは待たされてばかりの気の良い日本人の皆さん。
そんなときは人間観察が一番おもしろいです。ね?


私も無事新年のお買い物を終えました。↓

2006roshahashanashopping.jpg





それでは皆さん良いお年を!
Shana Tova!

新年には丸いパンと、蜂蜜をつけたりんご、ざくろ(実りや豊かさの象徴)、輪切りにした人参(硬貨を意味する=良い収入がありますようにという意味を込めて)、魚の頭(ロッシュ)等が一般的に食べられます。他にもありますが出身地によって多少違いがあるようです。

↓おいしそうなざくろでしょう?
さてここで問題です。あなたはこのお皿の中に何種類のフルーツを見つけることができましたか?

July2006warrimonim.jpg




答え : 6種類
   (ざくろ、マンゴー、りんご、パッションフルーツ、スウィーティー、みかん)

簡単すぎましたか、、、。


テーマ:イスラエル - ジャンル:海外情報

ラグ・バオメル
今週は4人の子供のラグ・バオメルの行事に加えて誕生会、新築祝いと忙しく駆け回りました。


オメルはペサハの第2日目(エジプト脱出)からシャブオット(トーラの授与)の7週間を数えますが、ラグ・バオメルというのはオメルの33日目(ラグはヘブライ語アルファベットの数字で表すと33)という意味でございます。

この時期は喪に服すときと同じ習慣、すなわちヒゲを剃らない、髪を切らない、などが守られ、結婚式やパーティーは執り行われません。
(通常アシュケナジ系<ドイツ・東欧系ユダヤ人>はラグ・バオメルをのぞく7週間、スファラディ系<主にスペイン系>はラグ・バオメルまでの33日間これを守ります。)

というのは2世紀のこの頃、ローマ軍の支配に反乱を起こしたユダヤ人達の間にたくさんの死者が出たからです。

その後ユダヤ人たちに軍配が上がりラグ・バオメルのこの日ユダヤ人達が山々に火をたいて勝利を喜びました。



、、、、、で、焚き火をして楽しく過ごす日になったんだそうでございます。ね?


日曜日は次男の保育園の焚き火↓

2006-lagbaomerron.jpg


焚き火の中にアルミホイルに包んだジャガイモを入れて、あとで食べます。マシュマロを串に刺してあぶって食べたり、、、。  おいしぃ~っ。


弓矢もラグ・バオメルのシンボルです↓

2006-lagbaomerkeshet.jpg


これはローマ軍と戦ったときのシンボルでもあり、また同じくローマ軍に抵抗したラビ・シモン・バルヨハイがラグ・バオメルの日に亡くなった時に虹が出たことに由来します。
*虹はヘブライ語でケシェットといい、弓も同じ語で示します

月曜日は長女のクラスとその家族が我が家に集合して、隣の空き地で焚き火パーティーをしました。長男のクラスの焚き火パーティーもこの日に。
パーティーが終わりに近づいた頃、友達家族が訪ねてきてくれて、泊まって行きました。子供達が寝たあと2時過ぎまでワインを飲んでおしゃべりに花を咲かせました。
そして次の日は早起きして、皆でハイキング。帰ってきてお昼にバーベキューをして夕方は次女の焚き火パーティー。
水曜日は、、、、、、。


あっという間に1週間が過ぎてしまいます。


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